画面共有中にマウスカーソルを強調し、画面に書き込む方法
結論
ポインターを大きく色付きにするには、「設定 → アクセシビリティ → マウス ポインターとタッチ」を開きます。クリックの強調表示やスポットライトなら、無料の PowerToys にマウス蛍光ペン(Mouse Highlighter)とマウスの検索(Find My Mouse)があります。Teams、Zoom、Meet で画面を共有しながらどのアプリの上にも書き込むには、Microsoft の無料ツール ZoomIt か、ScreenFeel のプレゼン用ツールを使います。カーソルの光、枠、矢印、ひとりでに消えるインクを、共有しているものすべての上に描けます。
ポインターを目で追いやすくする
いちばん簡単な対策は Windows に組み込まれています。設定 → アクセシビリティ → マウス ポインターとタッチでポインターのサイズを大きくし、明るい色を選びます。大きなライムグリーンやマゼンタのポインターは、既定の白い矢印よりも、映像の圧縮を経てもずっと見やすく残ります。設定 → Bluetooth とデバイス → マウス → マウスの追加設定のポインター オプションタブでは、Ctrl を押したときにポインターの位置を表示できます。
クリックの強調表示とスポットライト:PowerToys
Microsoft の無料ツール PowerToys には、まさにこの用途のためのマウス ユーティリティが入っています。
- マウス蛍光ペン(Mouse Highlighter、Win+Shift+H)は、左右のクリックのたびに画面上に印を付け、どこをクリックしたかを見ている人に伝えます。
- マウスの検索(Find My Mouse)は、Ctrl を 2 回押すとポインターの周りを残して画面を暗くします。必要なときだけ使えるスポットライトです。
- マウス ポインターの十字線(Mouse Pointer Crosshairs、Win+Alt+P)は、ポインターを中心に十字線を描きます。とても大きな画面や、情報量の多い画面で便利です。
描画と拡大:ZoomIt
Microsoft の Sysinternals チームが作り、2025 年からは PowerToys にも含まれている ZoomIt は、Windows の定番のプレゼン用ツールです。Ctrl+1 で画面の一部を拡大し、Ctrl+2 で静止させた画面のコピーの上に描画でき、Ctrl+4 で画面が動いたまま拡大でき、Esc でいずれも終了します。無料でとても軽量です。その代わり、描画は静止したコピーの上で行うため、書き込みを表示している間はアプリでの作業を続けられません。
会議アプリ自体のツール
Zoom の画面共有ツールバーにはコメントを付ける(Annotate)があり、ペン、図形、テキスト、スポットライトの矢印を使えます。Teams では共有画面の上で共同注釈をオンにでき、PowerPoint Live で PowerPoint ファイルを発表するときにはレーザー ポインターとペンも使えます。Google Meet の注釈ツールは、一部の有料 Google Workspace プランに限られます。いずれも各アプリの中でしか動かないので、複数のプラットフォームで発表するなら、Windows 自体の上に描くツールのほうが、どれでも同じように使えます。
アプリを操作したまま、その上に描く:ScreenFeel のプレゼンター
ScreenFeel のプレゼン用ツールは、ネイティブの Zoom や Teams のクライアント、ターミナル、スライドなど、あらゆるアプリの上にある透明なレイヤーに描くので、どのプラットフォームのどの画面共有にも映ります。
- カーソルの光:高コントラストの光輪、フォーカスの減衰、クリックのたびの波紋。クリックは素通しなので、すべてのクリックが下のアプリにそのまま届きます。
- 枠と矢印:ドラッグするだけで、スポットライト枠や矢印を画面に直接描けます。
- 消えていくインク:フリーハンドで書いた線が 2〜10 秒後に溶けるように消えるので、話の区切りごとに消す手間がありません。
勝手にオンになるものはなく、押したツールだけが起動します。プレゼンター自身のツールバーは画面キャプチャから除外されるので、相手に見えるのは書き込みだけで、ボタンは見えません。ビデオ通話のウィンドウが開いているときは、ほかのウィンドウのタイトルに機密情報らしきものがないかも ScreenFeel が確認します。画面共有の選択画面は、それらのタイトルを通話の参加者全員に見せてしまうからです。
よくある質問
Microsoft Teams でマウスポインターを強調表示するには?
Teams には、画面共有用のポインター強調機能はありません。「設定 → アクセシビリティ」で Windows のポインターを大きく明るい色にするか、Teams が共有している画面の上に描画する PowerToys のマウス蛍光ペンや ScreenFeel のカーソルの光を使ってください。
Zoom や Teams の画面共有中に、画面に書き込めますか?
できます。Zoom の「コメントを付ける」(Annotate)と Teams の注釈ツールは、それぞれの通話の中で使えます。どのプラットフォームでも同じツールを使いたいなら、Windows 上で動くツールを使います。ZoomIt は静止させた画面のコピーの上に描き、ScreenFeel は動作中のアプリの上に枠、矢印、消えていくインクを描きます。
書き込んだものは、通話の相手に見えますか?
見えます。Windows 自体の上に描くツールの書き込みは、通話がキャプチャする映像の一部になります。ScreenFeel は自身のツールバーをそのキャプチャから除外するので、相手には操作ボタンなしで書き込みだけが見えます。